
マーケティングオートメーションを運用する上では質の高いリストが必要
マーケティングオートメーションを導入するのであれば必要なものがあります。
それは”リスト”です。
リストというのはいわゆる顧客リストです。
もちろん既存顧客のリストである必要はありません。
過去に営業を行って感触がよかった顧客のリストでも構いません。
マーケティングオートメーションではこのリストに対してメールを送信したり、トラッキングを行う事になります。
つまり、リストが無ければそもそもマーケティングオートメーションを使う事が出来ないわけです。
最初からリストが必要なのか
では、最初からリストは必要なのでしょうか。
「リストなんてないよ・・・」
そう思われる方もいらっしゃるかもしれません。
結論から言えばマーケティングオートメーションを導入した時点でリストは不要です。
しかし、リストはマーケティングオートメーションを運用する上では必須なのでリストを作成していく必要があります。
方法としてはWEBサイト上にPDF(フロントエンドコンテンツ)を用意しユーザーにダウンロードをさせる際にメールアドレスや氏名などの情報を入力させるというのが一般的だと思います。
他にも、展示会などに参加して名刺交換を行い、そのデータをリスト化してマーケティングオートメーションのシステムにインポートする事も一つの手ではないでしょうか。
リストはいつか焦げ付く
マーケティングオートメーションで使用するリストはいつか焦げ付きます。
それは、なぜでしょうか。
リストに対してメールを送り続けても一度でも開かれる事が無ければその開かなかった顧客は価値がなくなります。
「開かなかった顧客をリストから除外して再びメールを送る」という事を繰り返していると徐々にリスト内の顧客の数が減って来ます。
つまり、いつかはリストが焦げ付いてしまうのです。
また、開かなかった顧客をリストに入れたまま引き続きメールを送ると迷惑メールとして申請されてしまう可能性があります。
こうなるとメールを送信するのに使っているドメイン自体が迷惑メール送信元のブラックリストに載ってしまう可能性もあります。
これを防ぐには常に新しいリストを獲得する必要があります。
つまり、リストを取得してマーケティングオートメーションにインポートしたからOK!というわけにはいかないのです。
日々、リストのメンテナンスが必要です。