
マーケティングオートメーションならレコメンドも正確
ECサイトなどでよく使われているレコメンド機能。実はマーケティングオートメーションにも
搭載されています。
見当違いなレコメンド機能
顧客の閲覧履歴や購買履歴から商品をオススメするレコメンド機能。
最近ではECサイトであれば大抵のサイトに導入されているのではないでしょうか。
そんなレコメンド機能ですが実は大きな欠点があります。
それは「見当違いなレコメンドをしてしまう」という事です。
インターネットで検索してみると見つかると思いますが
「机を買ったのにも関わらずまた机を勧められた」
「圧力鍋を買ったのに釘を勧められた」
このような書き込みが見つかると思います。
Amazonや楽天などで既に自分が購入した商品を勧められたり、見当違いの商品を
勧められるという事が多々あるようです。
では、一体どうしてこういう事が起きてしまうのでしょうか?
機械的に勧めているから
Amazonや楽天などが見当違いなレコメンドを行ってくる理由は「機械的に」勧めているからです。
予め設定されているプログラムが「Xというジャンルの商品を買った人にはXというジャンルの商品をオススメする」という風になっているのです。
ですから、このプログラムに当てはめると「机を買った人には机をオススメする」となるわけです。
もちろん、机の中でも細分化されておりダイニングテーブルなのか学習机なのかというくらいの識別はされています。
これらの識別によってシステムは自動的にサイト上でリコメンドのバナーを表示したりメールを送るわけです。
つまりCDやゲームなど複数種類購入する可能性がある商品であれば問題ないのですが机など購入回数が少ない商品などの場合は
顧客から「見当違い」と思われてしまう事があるわけです。
マーケティングオートメーションならこういった問題は発生しない
このレコメンド機能ですが、実はマーケティングオートメーションでも使う事が出来ます。
マーケティングオートメーションには顧客に関してタグつけを行う機能が搭載されています。
このタグ機能を用いてマーケティングオートメーションでレコメンドを行う事が出来ます。
例えば「Aというタグを持つ人にはAについてのメールやバナーを表示する」というように予めオートメーションルールを
設定しておけば顧客に対して商品を勧める事が出来ます。
また、事前に商品ごとをグループ分けしておいて予め登録しておけばそのグループの商品の一つを顧客が購入した際に
グループ内の他の商品を勧める事が出来ます。
このようにマーケティングオートメーションのレコメンド機能は細かく設定する事が出来るのです。
ですから、冒頭で紹介したように見当違いなレコメンドをしてしまう事もありません。