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もしも駄菓子屋がマーケティングオートメーションを導入したら

もしも駄菓子屋がマーケティングオートメーションを導入したら

もしも駄菓子屋がマーケティングオートメーションを導入したら

マーケティングオートメーションをわかりやすく解説する「もしも~」シリーズ。
今回は駄菓子屋さんがマーケティングオートメーションを導入した場合について考えてみたいと思います。

*以下は全てフィクションです。

売り上げが低迷する駄菓子屋

年々進行する少子化と大手ショッピングモールの台頭によって親子2代に渡って続けてきた駄菓子屋「斎藤商店」も年々売り上げが低下してきました。

かつては学校が終わる時間になると店内に溢れるほど来ていた子供達も今はまばらになり店内に活気が無くなって来ていました。

「このままではいけない!なんとかしなければ!」

そう思った2代目店主の公彦は趣味でもあるIT技術を使って何か出来ないかと模索しました。

インターネットでの検索や書籍を調べるうちに「マーケティングオートメーション」と言われるサービスがある事に気が付きます。
一見すると言葉は難しいのですが、駄菓子屋でも導入できるのではないだろうかという結論に至りました。

早速、公彦はマーケティングオートメーションのサービスを提供している会社に連絡を取ります。

見積もりを貰ってみると月々わずか3万円で導入出来るとの事でした。これくらいの価格であればなんとかなると思い契約をしました。

いざ導入へ!

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マーケティングオートメーション導入後はまずはリード(顧客)を集める為にスタンプカードシステムを導入しました。
スタンプカードと言っても会員番号が書いてあり来店スタンプを押せるだけのカードです。
これによりリードの識別を行うようにしました。

斎藤商店には当然高度なPOSシステムなど導入されていないので子供がお菓子を買った際に公彦が「何を買ったのか」という事をノートに書き、買っているお菓子を基にタグを付けCRM(顧客管理システムに登録する)に登録するようにしました。

そして、そのタグ情報を基にその子供がどんなお菓子に興味があるのかという事を分析します。

「グミが好きなのか」「甘いお菓子が好きなのか」「せんべいなど塩味のお菓子が好きなのか」

そういった子供の一人ひとりの嗜好を把握する事が出来るようになりました。
うに分類されて表示されます。


メールを使って子どもへアプローチ

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子供の嗜好がわかったとこうに分類されて表示されます。
自社の製品やサービスがどのような人にどれだけ注目されているのかという事を把握する事が出来ます。

次はメールの送信を行います。事前にスタンプカードを作るときに子供からメールアドレスを聞いていたのです。最近の子供はスマホを持っているのは当たり前ですしパソコンに自分のメールアドレスを持っている子供も多いのです。

子供一人ひとりの嗜好にあったメールを送信します。例えば、うまい棒が好きな子へはうまい棒の新しい味が発売した事に関するメールを送信しました。また、期間限定商品などについてのメールも送りました。

さらに、最近来店していない子供に対しては特別割引のメールを送ります。

これらはマーケティングオートメーションなので設定さえ行えば自動的に動作してくれます。忙しい公彦でも手間をかけることなく顧客とコミュニケーションをとる事が出来ます。


売り上げアップ!取られた顧客を取り戻す!

マーケティングオートメーションを導入してから来店する子供の数が少しずつ増え、売り上げも徐々に元の水準に戻るようになりました。

その理由はスタンプカードを貯めると好きなお菓子が貰えるというのもあるのかもしれませんが子供は送られてくるメールによって「新しいお菓子が出たんだ!食べてみたい!」と購買意欲を自然と抱くようになったのでした。

結果として売り上げは元に戻り公彦はマーケティングオートメーションの導入に満足したのでした。

オンラインだけじゃない!オフラインでも使えるマーケティングオートメーション

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今回は「駄菓子屋」というどこか懐かしいアナログな環境にマーケティングオートメーションを入れてみた物語を書いてみました。

マーケティングオートメーションというと一見、大手企業やIT関連の企業向け、ましてや自社のホームページなどが無いと使えないというようなイメージをお持ちだと思います。
しかし、使い方によってはオフラインの環境やアナログな業態でも十分使いこなす事は可能です。

今回の話の場合、個人をトラッキングするのにスタンプカードを使用しました。スタンプカードによって購買履歴を記録して個人の嗜好を掴む事が出来たわけです。
それに対して自動的に興味を持ちそうなメールを送ったわけです。

顧客の購買履歴を取得するのに人力で転写する必要があったりなど手間がかかりますがAPIを使ったシステムを開発・導入すればもっとスマートに運用する事も十分可能です。

このようにマーケティングオートメーションはアナログなビジネスでも小さなビジネスでも十分応用する事が出来るのです。

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